英語表現のニュアンスをきちんと掴んで、
外国人と堂々と話せる英語力を身につけさせる専門家、
さみーこと鈴木大樹です。
さてそれでは勝手に「続く」化していた3猿シリーズ、
更新がずいぶん遅くなってしまいましたが、
(すみません泣)
残り2つ「聞く」と「言う」をみていきましょう。
まず「聞く」は英語で”hear"と"listen"を習います。
単純に、listenにはtoがつくとか、
そういった違いだけではこの表現を使いこなせません。
きちんと単語のイメージをおさえていきましょう。
まず"hear"こちらは「聞こえる」と覚えておくといいと思います。
単純に自分の耳に何かの音が入ってくるというイメージです。
なので" Can you hear me?"で「聞こえている?」という意味になります。
それに対して"listen" は「耳を傾ける」
注意をして聞くといった感じでしょうか。
昔はヒアリングと言っていましたが、
最近はリスニングというのも納得できますね。
洋画や海外ドラマなんかを見ていると、
注意を向けさせる時に"listen"がつかわれています。
続いて「言う」
よく使うところでは”say””tell””talk””speak”の4つがあります。
まず”say”は話す内容に重きを置いた「言う」です。
なので、say “…”といった内容を直接続けたり、
say that…と文をまるまるつづけることができます。
続いて”tell”
こちらはtell…に___をという並び方で使われることが多く、
「情報を伝達する」という意味で使われることが多いです。
何かを誰かに伝えるというニュアンスですね。
命令としても使われることがあります。
そして”talk”
こちらはお「おしゃべりする」という感じで
コミュニケーションをとることを意識している表現です。
なのでtalk with…「…と話す」とかtalk about…「…について話す」
といった感じで、会話をしているイメージで使います。
サイドに”speak”
音に注目した表現です。
speak Englishなんて言語を後ろに置くことがありますが、
本来的にはspeak to…「…に話しかける」といった感じで
いわゆる「自動詞」として使います。
電話は音のやりとりなので”speak”がよく使われますね。
このように同じような単語でも
その使われ方やニュアンスが微妙に違います。
(「語法」といいます)
単純に「同じもの」として丸暗記するのではなく、
何が違うのかという意識を持ってみると
英語表現の幅が広がります。
ぜひ辞書を片手に、単語の意味だけでなく使い方にも注目してみてください。
ではよい1日を。
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