英会話教室に通わなくても、
ネイティブ並みの英語感覚を身につけさせる専門家、さみーです。


画像の説明


すみません。
前回の記事、タイトルが間違っていました。泣

なので、今回はよく間違えがちな単語のミスチョイスを紹介したいと思います。
次の文、どっちがどう響くでしょうか?

He is a good guy.
He is a nice guy.

そう、意外と学校で習わないのがgoodとniceの違いです。
どちらも日本語にすると「よい」と訳されます。
ですが、上の2つの文はちょっと響きが異なります。
みていきましょう。

goodが表す「よい」は、客観的な肯定評価、
つまり相手をいろんな根拠に基づいてジャッジする表現なので、
わかりやすく日本語にするなら
「あいつ、やるじゃん。」みたいな若干上から目線の響きになります。

それに対してniceが表す「よい」は、主観的な肯定評価、
つまり話者のココロからくる判断なので、
「あの人、いい(と思うわ」」的なやんわりした響きになります。

goodは客観的、niceは主観的とおさえてください。

すると、次の表現の感覚が掴めると思います。


“Your English is very good.”
“It’s nice of you to say that.”


どうですか?
もうgoodとniceの感覚をつかんだみなさんにとっては
このやりとりは自然な響きに感じると思います。

上の文は「あなたの英語はいいですね」つまり、客観的評価です。
下の文は「そういってくれてあなたはいい(人)です=ありがとう」
という意味で、主観的な感覚を表現しています。

特にIt’s nice of you to say that.は
フレーズ集なんかによく出ている表現ですが、
丸暗記してしまうとniceの意味を感じられなくなってしまいます。

表現を学ぶときには
「なぜこの単語を使うんだろう」
「なぜこの文型なんだろう」
「なぜこの時制なんだろう」と3点を意識してみてください。

そうすると、
英語の感覚がもっともっと鋭くなっていくはずです。

それでは良い1日を。Have a nice day!